軽井沢に別荘を持つアーティスト3選|芸術家やクリエイターが別荘を持つ理由とは?

別荘と聞くとお金持ちが休暇を過ごす場所、というイメージがありますが、実は昔から文豪やデザイナー、画家などが別荘を持っていたことも知られています。

そこで今回は、別荘地の代名詞とも言えるほど有名な軽井沢に別荘を持っているアーティスト3人のご紹介と、芸術家やクリエイターが別荘を持つ理由について考察してみました!

軽井沢に別荘を持つアーティスト3選

軽井沢に別荘を所有している有名人は多くいらっしゃいますが、今回はアーティスト(芸術家)に絞ってお三方をご紹介しようと思います!

IKKOさん|メイクアップアーティスト&書家

(参照:kko.cc)

明るい笑顔とパワフルな存在感でお茶の間を楽しませてくれるIKKOさん。

19歳で福岡から美容師を目指して上京、30代で独立してメイクアップアーティストとしての活動をスタートし、努力と才能と人柄で今は誰もが知る存在となられています。

40歳を機にコンプレックスだった字と向き合うため独学で書道も始め、50歳になる年から本格的に書家の金敷駸房に師事。
現在では、数々の書道展で賞を受賞するなど、書家としての活動も増えています。

(参照:amazon.co.jp)

そんなIKKOさん、50歳になったタイミングで北軽井沢に別荘を購入されました。

もともとは企業の保養地だった600坪の敷地と建物を買い取ってリフォーム。
国立公園の中に位置するそうで、門があって敷地内に関係者以外入れないという安心感のある物件です。

大理石の床は床暖房入りで、夏はひんやり・冬はぽかぽかと過ごせるようになっているのだそう。IKKOさんが集めたお気に入りのインテリアやお友達から送られた書などが飾られ、ラグジュアリーな空間が広がっています。

(参照:kateigaho.com)

お風呂はなんと、源泉掛け流しの天然温泉

(参照:kateigaho.com)

少しとろみのある”美肌の湯”とのこと、IKKOさんの美しい肌は別荘での温泉効果もあるんですね・・・!

小川が流れていたり、自然豊かな400坪のお庭もリノベーションして整備。着物で佇む姿もさすが、絵になります。

(参照:kateigaho.com)

IKKOさん流の別荘での過ごし方は、時計を置かず、なるべく音楽もかけず自然の音を感じること。
日の出や日没など自然の流れに沿うことで、自然と規則正しい生活が送れ、フラットな状態に戻してくれるのだそう。

地元の新鮮な食材を使って料理をしたり、お友達を招いてホームパーティーをしたりと、別荘での生活を楽しんでいらっしゃいます。

田川啓二さん|服飾デザイナー

ビーズ刺繍を専門とする服飾デザイナーで実業家の田川啓二さん。

(参照:tilia.co.jp)

カンヌ映画祭で女優が着用するオートクチュールビーズのドレスなどを手がけるカリスマで、ダンディーないで立ちから”ビーズの貴公子”とも呼ばれる田川さん。

2016年4月に文化学園大学特任教授に就任、2023年には那須に自身のビーズ刺繍作品やコレクション品を収めた田川啓二美術館をオープンするなど、クリエイターとして活躍、ハワイやインドにも別宅を持つなど実業家としても成功されています。

そんな田川啓二さんの軽井沢の別荘は、曽祖父様の時代から受け継がれて田川さんが立て直しを行なったようで、家族の歴史を感じる家具や調度品も大切に残されています。

軽井沢の豊かな自然や木々から感じる季節の移ろいを感じられるよう、大きな窓が各所に配置されたとても開放的な別荘。

(参照:realsound.jp)

2002年に「徹子の部屋」に出演したことをきっかけに黒柳徹子さんの衣装をオーダーメイドしていることから親交が深く、徹子さんの事務所の社長も務めていらっしゃる田川さん、この軽井沢の別荘にも「徹子さん専用のお部屋(=徹子の部屋)」があり、徹子さんも軽井沢ライフを満喫しているそう。

(参照:徹子の気まぐれTV

柔らかな物腰の田川さんと、田川さんの別荘でくつろぐ徹子さん、とってもいい雰囲気ですね。

↑の動画では、別荘のルームツアーも観れるので気になる方は視聴してみてください☆

假屋崎省吾さん|フラワーアーティスト(華道家)

最後にご紹介するのが、フラワーアーティスト(華道家)の假屋崎省吾さん。

(参照:kariyazaki.jp)

プレバト!!の「いけばなの才能査定ランキング」でもおなじみの假屋崎さんですが、イタリアのローマ国際映画祭でレッドカーペットにインスタレーションしたり、日本人の存命芸術家としては初めてパリのプティ・パレ美術館で個展を開催するなど、国際的に活躍しているアーティストです。

花を生けるガラスやクリスタルのオリジナル花器のデザインや、着物のデザインも手がけるなど、最近ではさらに活躍の場を広げている假屋崎さんも、還暦を迎えたタイミングで念願の旧軽井沢に別荘を建てられました。

敷地の面積はなんと1300坪以上、設計やデザインから自身で行い、こだわりと美のセンス、そして華道家ならではの花のモチーフなどが散りばめられたとっても素敵な別荘です。

(参照:假屋崎省吾オフィシャルブログ

軽井沢の自然をパノラマで体感できる、吹き抜けの天井までの大きな窓が圧巻ですね・・・!

(参照:AXES channel

↑の動画でルームツアーを観ることができますが、本当にいろんなこだわりや細かい仕掛けなど、軽井沢の自然と別荘への愛がぎっしりと詰まった別荘です。

芸術家やクリエイターが別荘を持つ理由

今回ご紹介した3人、軽井沢に別荘を持っているアーティストさんたちですが、自分が本当に好きなことを職業にし第一線で活躍されているだけでなく、皆さん共通して物腰が柔らかで、人当たりがいいですよね。

軽井沢の自然や鳥のさえずり、小川のせせらぎなどが癒しとなって、穏やかな気持ちにさせてくれるのかななんて想像してしまいます。

ところで、このお三方のように別荘を持つ芸術家やクリエイターは世界的にも多くいらっしゃいますが、別荘が彼らにもたらすものは何なのか、彼らが別荘を持つ理由について考察しました。

自分一人の時間が持てる

自らの才能やインスピレーションを大切にする芸術家やクリエイターは、そのひらめきや発想を得るためにひとりになって自分と向き合う時間を必要とすることがあります。

仕事場や都会の喧騒、普段の生活から離れ、静かな自然の中でひとりの時間を持つことで、クリエイティブな感覚が研ぎ澄まされたり新しいインスピレーションを得ることができるのかもしれません。

特に都会で暮らしていると、マンションの隣の部屋まではわずか数メートル、街を歩けばすぐ近くに他人が大勢いるような状態で、心が安らぐ暇がありません。

心の状態が作品に現れやすい芸術家にとって、周囲を自然に囲まれた別荘の環境で過ごせる時間は本当に貴重なのだと思います。

オンとオフの切り替えができる

仕事や創作活動の”オン”の時間と、何も考えずぼーっとする”オフ”の時間を効率的に切り離して持つことができるのも別荘の魅力。

IKKOさんのように、別荘には時計を置かず自然のリズムに合わせて生活をする、温泉に浸かってリラックスする、滋味あふれる地元の野菜を料理して食べる・・・、といった心と体のリセットをする場所として使う人も多いでしょう。

逆に別荘をよりクリエイティブな空間にし、假屋崎さんのように自分の作品のような別荘でクリスマスの飾り付けを毎年行うなど、創作活動の場としても利用する場合もあります。

(参照:kateigaho.com)

窓の外に広がる自然の風景を眺めたり、森の香りの中お散歩したり、といった時間をすぐに持てることでオンとオフの切り替えがスムーズに行えるのがいいですね。

仲間と親密な時間を作れる

大切な友人や仲間と親密な時間が持てるのも、別荘ならではです。

レストランやホテルのように周囲の目を気にすることもなく、自由にくつろぎながら情報交換をしたり共通の趣味の話をしたり・・・黒柳徹子さんも田川啓二さんの別荘でとってもくつろいで過ごしていました。

自宅よりも生活感が薄い別荘のほうが、招く方も招かれる方もハードルが低い上、普段の環境から離れることでお互いのリフレッシュにもなって◎

仲間との会話から次のプロジェクトのアイデアが浮かんだり、新しい物の見方を学んだりと、クリエイティブに活かせる発見があるかもしれません。

美術館やギャラリーを回れる

別荘地の近くには質の良い美術館やギャラリーがあることが多いです。

軽井沢や箱根といった別荘地には、上質なアートに触れることのできる場所が多いこともポイントです。

例えば軽井沢には「軽井沢現代美術館」「セゾン現代美術館」「軽井沢ニューアートミュージアム」など現代美術に特化した美術館があり、箱根では「ポーラ美術館」「箱根ガラスの森美術館」「箱根ラリック美術館」のいわゆる箱根3大美術館が有名ですね。

大きな美術館だけでなくギャラリーや老舗画廊なども点在する別荘地は、美しい自然とアートの調和が癒しと同時に感性への刺激も与えてくれる場所なのです。

シェア別荘で手軽な別荘体験を

今回ご紹介した3人のアーティストのうち、IKKOさんと假屋崎省吾さんはいずれも「50歳の節目に」「還暦を機に」と、ご自身の年齢の区切りで念願の別荘を手に入れています。

それまでに別荘を購入・維持できるだけの資産を確保できるだけの活躍をされているからこそなせる技ですが、なかなか億を超える規模の別荘を検討するのはハードルが高いですよね。

そこで、気軽に別荘体験ができる貸別荘やシェア別荘での別荘体験もオススメです。

(参照:grande-villaclub.com)

長期的に維持をしていかなくてはならない別荘に比べると維持管理費や税金もかからず、年に数回の利用であれば圧倒的にコストを抑えることができるのが最大の魅力。

また、別荘にありがちな掃除や草刈りなどの手間も要らないので、ホテル感覚で利用することができます。

例えば日本最大級のシェア別荘型リゾート会員権「Grande」では、日本各地に様々なスタイルのシェア別荘があるので、好みの立地やデザインを選んで宿泊することが可能


お気に入りのヴィラをリピートしたり、季節によって場所を変えたり、と自由度が高いシェア別荘で手軽な別荘体験をしてみては。


以上、軽井沢に別荘を持っているアーティスト3人のご紹介と、芸術家やクリエイターが別荘を持つ理由についての考察でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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