余暇の使い方やレジャー形態の変化もあり、ここ数年富裕層を中心に人気が高まっている別荘。
90年代に一度巻き起こった別荘ブームで栄えた、軽井沢や那須高原などの別荘地でも、また新たに別荘開拓の動きが高まっています。
別荘と一言で言っても、簡単な戸建のものやログハウス、コテージなどスタイルは様々。芸能人や有名スポーツ選手が持っているような庭付き、プール付きのラグジュアリーな別荘はなかなかハードルが高い、到底無理、と考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、予算が個人所有の1/10で、プール付きの豪華な別荘が所有できる共同購入のシェア別荘Residence Villaをご紹介したいと思います!
新築別荘の相場と維持費
一言に新築別荘といっても、予算によって規模やスタイルは大きく異なりますが、今回はラグジュアリーな高級別荘について、相場や維持費などを見てみようと思います。
高級別荘の相場
ラグジュアリー感がある高級別荘では、坪あたり200〜300万円は必要と言われています。
建物自体の建築費用が高騰しているというのも理由の一つですが、一般的に別荘の建築の場合、外構工事に多くの予算が必要になります。
例えば、50坪の平屋+50坪の庭(プール付き)の施工価格は、家屋だけで1億円、外構・庭で2〜3000万円は想定しておくべきということになります。
高級シェア別荘のResidence Villaは、400坪にも相当する広い敷地を有している物件もあり、普通に建築しようとすると5億円規模のものも。
最近では中古別荘の購入よりも、土地を買って自分好みの別荘をゼロから設計・建築しようとする人が多い傾向にありますが、実際に計算をしてみると大幅に予算をオーバーして諦めざるを得ないというケースも増えています。
高級別荘の維持費
別荘の所有において、軽く見られがちですが後々大きな問題となることもあるのが維持費です。
一般の住宅と同じように電気・ガス・水道などの基本料がかかる上に、別荘地であれば管理費、温泉付きなら温泉使用料など・・・。
毎日住んでいる自宅と異なりたまにしか利用しない別荘はその分傷みやすく、老朽化に伴うメンテナンスや庭の手入れにかかる費用もかさみます。
一般的に別荘の維持にかかる費用は年間64万円と言われていますが、規模が大きくプールや温泉のついた高級別荘であればその額が倍以上かかることは想像に難くありません。
つまり、3億円かけて高級別荘を建てたとして、その後も毎年100万円以上の固定費がかかるということになり、高級別荘の個人所有はよほど資産にゆとりがあって将来の見通しも立っている人にだけ開かれた門戸と言えます。
高級別荘の固定資産税
維持費と合わせて注意しなくてはならないのが、固定資産税です。
固定資産税は土地価格+建築費に対して計算式をはめるため、建築費が高ければその分固定資産税も高くなります。
3000万円の新築住宅で算出される固定資産税が7万7,233円とのことなので(参照:HOME4U)3億円の新築高級別荘であれば目安として77万円の固定資産税となります(土地の価格・建築費の割合によって上下します)。
つまり、維持費と固定資産税を合わせると200万円近い年間出費が、自動的に発生するということになるのです。
将来的な問題も
購入した本人に経済的なゆとりがあったとしても、それを相続する先々の世代がこの高額な固定費を払い続けられる保証もなければ、別荘自体使い続けてくれるかどうかも分かりません。
さらに、世代交代してから使わなくなった別荘を売却しようとしても、そう簡単に売れるとは限らないという点も、別荘の大きな問題点となっています。
実際、90年代頃の別荘ブームで建てられた多くの別荘にも、利用する人が居なくなったまま買い手がつかないものが多数存在します。
そういった中古別荘を安く購入し、リフォームを施す人も増えてはいますが、実際にはリフォームに数千万円かかったり、固定資産税や維持費が想定以上に負担となってしまうケースも。
そういった背景から、より金銭的にも物理的にも将来的にも負担が少ない、シェア別荘へ考え方をシフトする方が増えていると言えます。
シェア別荘Residence Villaのメリット
前項でとりあげた点をふまえ、個人所有の別荘や一般的なシェア別荘とは異なるResidence Villaのメリットについてまとめました。
圧倒的な高級感
高級別荘をコンセプトとするResidence Villaのシェア別荘は、どの物件も設計から工法、設備、家具など全てにおいてハイエンドでラグジュアリーな仕様になっています。
特にこだわっているのが、広い開口部。
一般的な高級ホテルでも開口部はせいぜい7m~8mですが、Residence Villaは開口部を11m〜15mと広く設けることで自然との一体感や開放感を実現しています。
また、すべての物件にプール・温泉・サウナを完備。立地によっては源泉掛け流しの温泉も楽しめます。
さらに、いずれの物件にも2ベッドルーム以上が備わっているため、複数家族や3世代家族でも気兼ねなく利用可能。
ペット同伴可能の物件では大切な家族の一員であるわんちゃんとの滞在が楽しめます。
予算1/10で高級別荘オーナーになれる
シェア別荘というのは、ひとつの物件を複数のオーナーで共同購入するシステム。なので、数億規模の物件も1/10の予算で購入することができます。
Residence Villaシリーズのシェア別荘は全て、個人で建設しようとすると2〜3億円規模以上の高級別荘。それだけの予算を個人で負担することを考えると、「高級別荘は相当な資産家や実業家でないと手が出ないもの」と思ってしまいます。
でも、複数オーナー制のシェア別荘ならその1/10以下の価格で購入が可能(1,600万円〜2,500万円)。富裕層の方々にとっては高級外車と同じくらいの価格感となります。
「初期投資が少ない=安っぽい別荘しか手に入らない」ではなく、「少ない予算で高級別荘を所有できる」というのがResidence Villaのコンセプトです。
管理費負担が少ない
前項でも触れたように、別荘を所有するには初期投資だけでなく、継続的な維持費用がかかります。
別荘の規模にもよりますが、高級な別荘であればあるほどその維持費も高額になり、利用しなくても自動的に年間100万円規模の出費があると考えておかなくてはいけません。
その点、Residence Villaの管理費は年間24万円。シェア別荘という特性から個人負担額が軽減でき、いわゆる分譲の別荘の管理費よりも低い設定となっています。
固定資産税・火災保険も折半
個人所有の別荘であれば当然オーナーが全額負担しなくてはならない固定資産税や火災保険なども、オーナー数での折半となるため少ない負担で済みます。
どんな買い物もそうですが、最初に払う額よりも、継続的にかかる金額の方が実は負担やストレスになりやすい傾向にあります。
例えば身近なところで言えば、家庭用のプリンター。機械そのものの性能や金額だけでなく、対応するインクの価格やタイプ、印刷可能枚数などをきちんと調べておかないと、「プリンターはリーズナブルだったけどインクの買い替え代がバカにならない」という事態になる、というのは経験された方も多いのでは。
ヴィンテージの欧州車など、パーツ交換や修理に膨大なお金がかかることを趣味ととらえて楽しめる人でなくては、後々の固定出費をネガティブに感じることになってしまいます。
別荘に関しても、高級別荘を少ない予算で買えるというだけでなく、維持管理費の負担が少ないことで持続的に持ち続けることができるという仕組みです。
年間6泊のFIXDAY制
シェア別荘やサブスク型の別荘は、その手軽さから全国に規模が広がっていますが、問題点のひとつが「予約が取れない」ことです。
GWなどの連休や、年末年始、記念日など「この日は利用したい!」という日がたまたま他のオーナーさんと重なってしまった場合、お互いにその日を取り合うことになってしまうため、「せっかく別荘のオーナーになったのに希望の日に利用できない」という不満につながってしまいます。
その点、Residennce Villaでは、年間6泊分の無料FIXDAY(固定利用権利日)を設定。オーナーとして所有している期間はずっと変わらずに利用できる日を年間6泊分(2泊3日×3回)、大型連休や土日祝、夏休みなどに均等に振り分けてあり、その日は必ず利用することができます。
「夏休みに利用したい」や「大晦日は別荘で過ごしたい」など、希望によってあらかじめ好きなFIXDAYパターンを選択すれば、面倒な予約や先着順などの緊張感なく、確実に利用することができるというわけです。
FIXDAYは売却できる
年に6泊分の無料利用権利日であるFIXDAYは、利用しない場合、運営に売却しホテル貸し出しすることができます。
その買取価格は、1泊8万円。年に4泊分を売却すれば、年間管理費や固定資産税・火災保険などを含めた維持管理日が実質ゼロになります。
万一忙しかったり体調が悪かったりなど、年に一度も利用できなかった場合(6泊分全て売却)には、実質16万円以上はプラスになる計算に。
個人所有の別荘では、全く利用できなくても年に60万円以上の維持管理費がかかることを思うと、「利用できなくて損」とマイナスなストレスを抱えることもなく気が楽です。
他のResidence Villaとの交換も可能
FIXDAYは、宮古島や北海道など、リゾート地にあるLX Villa(交換専用のVilla)での滞在と交換も可能です。
たまには気分を変えてちょっと遠くに出かけてみようかな、という気分にさせてくれて、リフレッシュにもぴったり。次の予定を立てるのが楽しみになりますね。
優待価格のフローティング制度
「別荘なのに年に6泊じゃ少ない・・・」と感じるかもしれませんが、これはあくまで無料の権利日が6泊という意味で、別途フローティング制といって優待価格で無制限に利用できるシステムが付帯しています。
割り当てられたFIXDAY以外の日に事前予約を入れることで、1泊44,000円(4名まで、5名以上は+5,000 / 名)で利用可能。
この規模の高級別荘を貸別荘として利用しようと思ったら、通常1棟貸で20万円はするところ、4名で44,000円は優待価格だからこそ。格安のビジネスホテルに匹敵するリーズナブルな設定になっています。
使い方次第では、FIXDAYをうまく売却してフローティング制を利用することで、管理費を賄ったり1泊売却で2泊できたりも。
「毎年年越しに利用できるFIXDAYだけど、今年は年越しはやめて、おばあちゃんの誕生日を予約してみんなでお祝いしよう」なんて変更も、追加料金が実質なしでできるのは嬉しいです。
また、全国に100ヵ所以上ある系列宿泊施設を一般価格の半額以下&優先予約で利用できるGrande(グランデ)の会員権特典も24ポイント(12泊〜24泊分)付いてくるので、利用する年代やコンセプトによって毎年の滞在先を選べます。
フローティング制度とGrandeの権利があることで、年間の平均利用日は一般的な別荘利用日数の30日間よりも多くなり、「利用したいけど予約が取れない」というジレンマからは解放されるのがResidence Villaの大きな特徴。
普段からよく旅行をしてホテルや旅館に宿泊している場合には、ずっと利用できる優待価格でかなりお得感があります。
ホテルライクに利用できる
一般的な個人所有の別荘と比較して、Residence Villaには「ホテルライクに利用できる」というメリットもあります。
ベットのリネンやタオル、トイレットペーパー、シャンプーなどのアメニティは全て上質なものを用意してあるので、余分な買い物や洗濯の必要もなく、リラックスして滞在をすることが可能。
さらに、他の宿泊客の目を気にしたり、食事のためにエレベーターに乗ったりといったホテルならではの鬱陶しさからも解放され、悠々自適に過ごせるのがシェア別荘ならではの醍醐味と言えるでしょう。
掃除やメンテナンスも不要
一般的な別荘というと、都会の喧騒を離れ避暑地でのんびり・・・、だけでなく、毎回到着時には空気の入れ替え、掃除、布団干し、草刈り、設備の点検、修繕などなど・・・、結構な手間がかかるイメージがあります。
実際、家事代行サービスのような外部サービスや、管理事務所のオプションサービスを利用するのでなければ、毎回の掃除やメンテナンスが負担の蓄積となり、徐々に別荘に行くのが億劫になる・・・という声も多いのが事実。
その点、Residence Villaは、掃除や備品のメンテナンス、家電の交換、修繕など、全て運営費で行ってくれるため、別荘に関しての労力は一切必要ありません。
毎日生活する自宅と異なり、たまにしか使わない別荘の場合、不慮の停電で冷蔵庫が故障してしまったり、台風で窓ガラスが割れてしまったりと、想定外の事態が知らない間に起きている・・・ということも少なくありません。
常に管理メンテナンスを行ってくれるシェア別荘なら、余分な心配も要らず安心です。
出張料理も楽しめる
別荘というと、食材を買い出しに行って料理を作ったり、お庭でBBQをしたりというのも楽しいひと時ではありますが、せっかくだったら旅館やホテルのようにちゃんと食事も楽しみたい・・・!という人も多いですよね。
実際、旅館やホテルを選ぶ際には、食事プランもとても重要な要素になります。
Residence Villaでは、自由に楽しむBBQやお料理はもちろん、腕利の料理人さんやシェフによる出張料理のオプションもあります。
目の前で自分たちのためだけに仕上げられていく四季折々のお料理を堪能できる別荘ライフ、お食事の後は温泉で日頃の疲れを癒して、お腹も心も満たされます。
愛犬と滞在できる
大切な家族の一員であるわんちゃんと一緒に、自然豊かな場所でのんびりしたい・・・、別荘の所有を考えるきっかけに愛犬の存在がある人も多いです。
Residence Villaでは、愛犬と一緒に滞在できる専用ドッグラン付きの物件も複数あり、今後も各地に拡大していく予定です。
さらにGrandeの特典を利用することで、全国に50棟以上の「愛犬家専用別荘」を半額以下の優待価格で利用可能。
快適でラグジュアリーな別荘体験を、愛犬と一緒に楽しんではいかがでしょう。
このように様々なメリットがあるResidence Villaですが、シェア別荘という特性上のデメリットもあります。事項では、シェア別荘のデメリットをまとめてみました。
シェア別荘のデメリット
個人で所有する別荘と、シェア別荘には、いくつか大きな違いがあります。
Residence VIllaも、1/10の予算で高級別荘のオーナーになれる一方で、人によってはデメリットと感じるかもしれない点がいくつかあります。
自由なカスタマイズができない
個人所有の別荘では、オーナーの好みで壁の色を変えたり、こだわりの家具や家電を揃えたり・・・といったことが自由にできますが、シェア別荘では勝手にカスタマイズをすることができません。
「100%自分の好きなものだけで囲まれたい」「庭にシンボルツリーを立てたい」「子供の背丈の記録を柱に刻みたい」など、自由にカスタマイズして使いたい場合には、個人所有の別荘でなくては難しいと言わざるを得ません。
予約が必要
固定のFIXDAYは個々のオーナーに振り分けられているので特に予約は必要ありませんが、それ以外のフローティング利用やGrandeの利用については予約が必要です。
個人所有の別荘なら「急に週末暇になったからちょっと別荘行ってこようかな」「せっかくだしもう1泊しようかな」といった気軽さがありますが、毎回空き状況を確認して予約を入れて・・・という手続きが必要になるため、人によっては窮屈に感じるかもしれません。
FIXDAYの売却についても3ヶ月前までに申告が必要なため、年単位でしっかりと計画を立てて利用することが大切になります。
規約がある
チェックイン(15時)チェックアウト(11時)の決まりの他、様々な利用規約に従って利用しなくてはならないという点で、「自分の別荘という感覚を持ちにくい」と感じてしまうかもしれません。
シェア別荘は他のオーナーも利用しているため、マナーを守って利用することが求められます。
喫煙に関するルールや設備の使い方などについて、決められた規約を守りながら利用するのは面倒だな・・・と感じる人は、個人で別荘を所有するほうが向いていると考えられます。
家財を置けない
各物件にはオーナー専用のロッカーが用意してあり、ある程度の私物を置いておくことができます(水着・ゴルフセットなど)。
とはいえ、個人の別荘のように着替えや家財など、個人の所有物をやたらと置いて帰ることはできません。
Residence Villaは十分な利用可能日数を確保するためオーナー数は最大18名までと決められていますが、それでも18組のあるということは、それぞれのオーナーや家族が物を置いてしまっていたら収拾がつかなくなってしまいます。
毎回着替えを持って行ったり、荷造り荷解きが面倒、できるだけ別荘には物を置いておきたい、といった考え方の場合も、個人所有の別荘が向いています。
このように、個人所有の別荘とシェア別荘では、使い勝手や自由度に違いがあり、人によってはデメリットと感じる部分もあります。
以上、今回は予算が個人所有の1/10で、プール付きの豪華な別荘が所有できる共同購入のシェア別荘Residence Villaをご紹介しました。
個人所有の別荘とは全く異なるコンセプトのシェア別荘、メリットとデメリットのどちらを優先に考えるか、個々に求める別荘のスタイルは異なりますが、高級別荘の選択肢の一つとしてシェア別荘も視野に入れてみてはいかがでしょう。