自宅とは別に、セカンドハウスを持って休暇を過ごしたり、リフレッシュしたい・・・、最近実は「別荘」が30〜40代の働き世代を中心に、密かに注目されています。
少し前には大谷翔平がハワイで25億の別荘を購入したことが話題になりましたよね(あんな規模のを買える人は多くないと思いますが・・・)。
海外セレブだけでなく芸能人や企業の代表、お医者さんなど、別荘を所有している、または所有を考えている人というのは意外に多く、近年はリモートワークの普及などもあって市場も拡大傾向にあります。
そこで今回は、高級別荘の事例(画像集)と別荘所有の注意点、そして高級シェア別荘についてまとめました!
海外の高級別荘
まずは、海外の高級別荘を参考までに見てみましょう!(見るだけタダです)
ちなみに、英語やフランス語で「別荘」は「Villa(ヴィラ)」と言います。「Villa」は元々、富裕層の別荘という意味でしたが、現在では、「自分の別荘のように過ごせる宿泊施設」のことも指すようになったのだそうですよ。
Sotheby’s|フランス
フランスの高級別荘エージェント「Sotheby’s」の高級ヴィラ物件から。
(参照:sothebysrealty-france.com)
ちなみに、↓ の物件の概要は以下のようになっています。
- 敷地面積:4,300㎡
- 居住空間面積:㎡
- 場所:フランス南東部アヌシー湖畔
- 価格:1億50万ユーロ(176億円)
(参照:sothebysrealty-france.com)
176億円・・・いやぁ・・・、でも売りに出てるってことは、買える人は世の中に居るってことですよね・・・
Luxury Estate|シンガポール
もうひとつ、海外の高級別荘を扱うLuxury Estateから、シンガポールの高級ヴィラ物件を。
(参照:luxuryestate.com)
こちらもひとつ例に挙げると、こんな感じです。
- 敷地面積:694㎡
- 5ベッドルーム
- 価格:2,659,400ドル(41億円)
(参照:luxuryestate.com)
LUXHABITAT|ドバイ
最後についでなので、ドバイの高級別荘も見てみましょう!ドバイのエージェント「LUXHABITAT」から。
(参照:luxhabitat.ae)
↓ の物件でおいくらかというと・・・
- 敷地面積:1245㎡
- 6ベッドルーム / 7バスルーム
- 55,000,000 AED(23億円)
(参照:luxhabitat.ae)
やっぱりプールがあると高級別荘だな〜って感じしますね・・・!
筆者にはこの先も買える日が来るとは思えませんが・・・、興味のある方は各サイトを覗きに行ってみてくださいね。
物件を眺めているだけでも、優雅な気持ちになります◎
日本の高級別荘事例 5選(画像集)
続いて、日本の高級別荘をメーカー・設計事務所別でご紹介します☆
Earnest architects|東京都港区
まずは、高級住宅メーカーでハイエンドな別荘・別宅も手がける「Earnest architects (アーネストアーキテクツ)」から。
(参照:earnest-arch.jp)
景色や眺望を生かし、自然と調和する設計を提案してくれる「Earnest architects」の別荘。非日常の景色は、日本にいることすら忘れさせてくれそうです。
新建築|軽井沢
軽井沢でトップクラスの設計事務所「新建築」は軽井沢の気候や自然と調和した、過ごしやすく快適な別荘を提案しています。
(参照:shinkenchiku.jp)
下がピロティになっていて、高さの居住空間の大きな窓から森の景色をのぞめるデザインがとても印象的ですね。
クリエイト軽井沢
軽井沢の設計事務所をもうひとつ、クリエイト軽井沢建設の事例です。
(参照:createkaru-ken.com)
こちらも、外の自然の色と調和した回廊のような作りが特徴的で、特に向こう側が透けて見えるような大きなガラス張りの部屋は自然と一体化させてくれますね。
ミサワホーム
大手住宅メーカーとして知られる「ミサワホーム」も、別荘の設計を手がけています。
(参照:misawa.co.jp)
窓や開口部が多く、開放的な作りで気持ちよさそうな別荘がたくさんありますね。住宅街の一戸建てとは違って、景色をいかに取り込むかが別荘には大事なんだということがよくわかります。
Mアーキテクツ|神奈川県逗子市
神奈川県逗子市にアトリエを設ける「Mアーキテクツ」は、高級邸宅やデザイン邸宅を中心に設計を行なっている一級建築士事務所です。
(参照:m-architectsjp.com)
個性的で遊び心を感じるデザイン、存在感のある別荘事例が数多くあります。
昨今の別荘ブームもあり、別荘の設計を手がける建築事務所も増えています。
デザインはもちろん、その土地の気候や風土などをよく理解して、過ごしやすく長持ちする別荘を提案してくれる建築士さんにお願いするのがいいかもしれないですね。
新築建売り別荘の相場(軽井沢&那須)
建築事務所にお願いしてこだわりの注文別荘を建てる場合の費用は、建物の大きさ、鉄骨か木造か、使う資材の種類などによって大きく変動しますよね。
では、高級路線の建売り別荘だとどのくらいの価格か、調べてみました!
軽井沢の高級別荘(建売り)価格
「いい物件が出ると2日で売れる」と言われている軽井沢は昔から避暑地として人気で、近年また別荘地として再注目を集めています。
その軽井沢で多くの土地や別荘物件を扱う「クリエイト軽井沢不動産」から、新築建売り別荘を見てみました。
(参照:createkaru-fds.com)
↑の建売り新築別荘のスペックと価格は以下。
- 土地面積:4,370.97 ㎡ (1,322.21 坪)
- 建物面積:354.33 ㎡ (107.18 坪)
- 間取り:4LDK+ガレージ
- 構造:木造平家建
- 販売価格:6億7,000万円 (税込)
- 建物管理費:110,000円~(年額)/ 水道権利金:1,100,000円(一時金)/ 上水道使用料:66,000円~(年額)
こういった「高級ヴィラタイプ」の別荘だと、軽井沢での価格はおよそ4〜10億円が相場だそうなので、ちょうど中間あたりのお値段ですね。
那須の高級別荘(建売り)価格
続いて、軽井沢に次いで別荘地としての人気が高まっている那須の高級別荘地「那須ハイランド」から、築浅の高級物件見てみます。
(参照:nasu-resort.com)
- 敷地面積:1693m²(512坪)
- 建物面積:130m²(39.32坪)
- 間取り:4LDK
- 販売価格:1億円
- 共益費:71,830円(年額)/ 建物管理費:112,200円(年額)
那須ハイランでは築浅(1〜2年)の物件で現状貸別荘として使われているものをそのまま購入することができます。
全くの新築ではないのと、土地・建物面積が軽井沢に比べると小さい物件が多いことから、比較的手頃な価格で販売されているイメージです(とは言っても1億円前後)。
利用していない時に貸別荘として運用するプランもあり、販売価格も2割ほど安く設定されています。
別荘所有の注意点
いろんな別荘の画像や相場を見て、別荘を持つことへの夢が広がったことかと思います。
即決できる人は限られていると思いますが、別荘購入も考えていいかな、と思っている方もいらっしゃいますよね?
ただ、実際に別荘を所有するには注意も必要です。
ここでは、別荘所有の注意点を3つ挙げました。
注意点① 維持費
別荘の購入費と合わせて、注意しなくてはならないのが別荘の維持費です。
別荘の維持費の内訳は以下のようになっています。
- 水道光熱費
- 通信費
- 税金(固定資産税・都市計画税・住民税均等割 など)
- 火災保険料
- 修繕費
- 管理費 など
2022年の『複数拠点生活に関する意向調査』によると、別荘の維持管理費は物件によって異なるもの、平均約5.4万円/月だそう。1年で648,000円になる計算です。10年では648万円。
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、継続的にかかる固定費ということであらかじめシミュレーションをしておくことをオススメします。
注意点② 津波のリスク
海沿いの地域で別荘を購入する場合は、津波のリスクに注意しなくてはなりません。
地理の授業みたいになってしまいますが、日本列島は以下の図のように、4つの海底プレートの上にあります。
特に三重から神奈川にかけての太平洋側はフィリピン海プレート・ユーラシアプレート・北アメリカプレートの3つのプレートが交差していて、大きな地震を引き起こす歪みが溜まり続けています。
このフィリピンプレートの北端部分にあるのが「南海トラフ」「相模トラフ」「駿河トラフ」の3つのトラフ(海溝よりも浅くて広い溝)で、いつ大きな地震が起きてもおかしくないと言われています。
住宅の津波に対する保険は火災保険に付帯できる「地震保険」ですが、地震保険はあくまで「被災者の生活の立て直しを助ける」という意味合い。
そのため、地震保険の保険金額には契約できる限度額が決まっていて、建物5,000万円、家財1,000万円となっています。
これでは新しく別荘を建て直すにも不十分。そもそも、自分の別荘が津波に流されるなんて・・・嫌ですよね。
別荘の候補地を決める時には、必ずハザードマップなどをしっかり確認して、津波のリスクをできるだけ回避しましょう!
注意点③ 温泉が出なくなる?
別荘に温泉をひくことができるというのは、温泉地に別荘を持つ大きなメリットです。
でも、せっかく引いた温泉が出なくなってしまったら・・・、実は近年、温泉が出なくなったという事例が各地で起きています。
例えば青森県弘前市の嶽温泉郷では、温泉の温度低下で運営ができなくなった旅館があったり、湧出量と源泉の数が日本一の大分県別府市でも湯量の激減と厳選温度の低下に悩まされています(参考:読売テレビ)。
湧き出る源泉の量に対して温泉の数が増えすぎたため、配管などの老朽化など、いくつかの原因が考えられるそうですが、解決するのは容易ではありません
また、奈良の老舗温泉・七里田温泉では地震によって水脈が変化し、湯量が1/10に減ってしまったことから休業を余儀なくされた施設もあり、復旧のためには大規模なボーリング調査などが必要になりました。
このような事態がいつ起こるとも分からないということを、一応念頭に入れておくことをおすすめします。
シェア別荘という選択肢も
高級別荘の事例写真を見ていると、「こんな別荘、泊まってみたいなぁ」と思いますよね。
かと言って、自分で所有するには金銭的ハードルもさることながら、様々なリスクを考えると少し不安になってしまいます。
そんな方に別荘所有のもうひとつの形としておすすめしたいのが、シェア別荘。
実費負担が少なく、手軽に別荘体験ができることから、注目を集めているサービスです。
シェア別荘とは
シェア別荘とは、その名の通り別荘を複数のオーナーで所有する形態のことです。
個人で所有するには金額的にも規模的にも大きい高級別荘を複数のオーナーで所有することで、さまざまな負担やリスクを軽減することができることから、手軽に別荘所有ができる方法として人気が高まっています。
日本ではここ最近、別荘そのものの所有権をオーナーでシェアするのではなく、複数の別荘の利用権をシェアする会員制システムが「シェア別荘」として浸透し始め、より手軽にラグジュアリーな別荘体験ができることからシェアが広がっています。
シェア別荘と、一般的な別荘やリゾートマンションとの違いは、
- 日本各地の複数の施設を利用できる
- 初期費用・ランニングコスト(固定費)の負担を軽減できる
- 掃除や管理については運営会社で行うため、個々の負担がない
などが挙げられます。
シェア別荘の事例
会員制シェア別荘「Residence Villa」から、高級シェア別荘の事例をご紹介します。
リゾート地として人気が高い淡路島に2024年5月開業した「Residence Villa AWAJI MARE」。
敷地面積494.10㎡、床面積191.90㎡と、広々とした空間に、落ち着いた色合いのモダンなインテリアが並ぶ、大人の雰囲気のラグジュアリーヴィラ。
自然との調和を考えて設計されたヴィラは居心地が良く、ゆったりと落ち着いたひと時を演出してくれます。
インテリアはデザインと機能性を兼ね揃えたアルフレックスで統一、まるで芸術作品のような趣となっています。
サウナルームとインフィニティールーム、アウトドアリビング、BBQスペースと、設備も充実。
特別な記念日や、お祝いに、極上の滞在ができそうな極上の別荘です。
Residence Villa AWAJI MARE
〒656-2543 兵庫県洲本市由良町由良2565
国内最高峰の愛犬家向け会員制別荘として、塩原市に2025年夏開業予定の「Residence Villa Sante」。
約9,900m2という超広大な敷地を贅沢に使い、客室面積は200m2以上、プールのあると300m2の合計542㎡を貸し切ることができる、犬同伴可の高級ヴィラです。
間取りはなんと2LDDKK、ベッドルームがふたつあるので、複数家族・複数世代での利用ももちろん可能。
源泉掛け流しの天然温泉(& サウナ)も楽しめます。
大きなプールサイドには焚き火を囲めるアウトドアリビングがあり、まるで海外の高級リゾートヴィラのようです。
「愛犬の喜びが人の幸せにつながる別邸」がコンセプトの愛犬家のためのハイエンドな別荘で、優雅なひと時を過ごしてみては。
もうひとつ、那須塩原に2025年夏開業予定の、「Residence Villa COZY」。
こちらも敷地面積9,900m2、施工面積518㎡の特大スケールの別荘ヴィラで、間取りは同じく2LDDKK(2ベッドルーム)。
源泉掛け流しの温泉やサウナなど、Residence Villa Santeとほぼ同等の設備に加えて、温水プール完備のハイエンドシェア別荘となっています。
Residence Villa COZY
栃木県那須塩原市
2025年夏開業予定
富士山をのぞむ河口湖畔に2025年春開業予定の、「Residence Villa Lago」。
海外の富裕層にも人気が高い河口湖の、富士山が目の前に見える絶景ロケーションの贅沢ヴィラです。
敷地の広さは約1,770㎡(およそ535坪)、室内は約240㎡で3ベッドルームの3LDDKKという贅沢なつくりで、温泉・サウナ・プール・ワインセラー、さらにシアタールームや書斎・専用のダイニングスペースなどが予定されています。
美しい富士山がのぞめる浴室や2階の書斎など、このレベルの別荘はさすがに個人所有は夢のまた夢・・・、そんな高規格ヴィラに宿泊できるのがシェア別荘の醍醐味。2025年のオープンが楽しみです☆
山梨県南都留郡富士河口湖町
箱根の北部・宮城野エリアに2024年開業予定の「オーベルジュヴィラ箱根 宮城野」。
室内面積は80㎡、家族4人でもゆったりと過ごせる大きさのプライベートヴィラには、源泉掛け流しの温泉、プール、サウナを完備。
おしゃれなダイニングルームでは、関西の有名イタリアンシェフによるお料理が堪能できます☆
会員制の高級別荘 Residence Villaについて
上記でご紹介したハイエンドなシェア別荘は、会員制シェア別荘「Residence Villa」の施設です。
日本各地6ヶ所に高級ヴィラを開業予定(2024年5月現在)で、今後も規模を拡大してシェアを伸ばすことが予想される「Residence Villa」の特徴を簡単にご紹介します!
2024年4月に開業した「Residence Villa AWAJI MARE(淡路島)」を始め、今後開業予定のResidence Villaのオーナーになることで、年間6泊分(FIXDAY、ハイシーズン・土曜日)無料で利用できます(最大30年間)。
日本最大手の会員制シェア別荘「Grande」が持つ全国60ヶ所以上の施設を、半額以下の優待価格(¥5,000〜 / 名)で利用できます。
6泊分のResidence Villa権利日(FIXDAY)のうち、利用しない日は8万円で買い取ってもらえるので、年間利用が少なくても無駄になりません。
年間6泊のFIXDAYは、沖縄宮古島・北海道函館の超高級Villaとも交換可能です。たまの気分転換に利用するのもよさそうですね。
Residence VillaのFIXDAY(6泊)以外でも、空きがあれば日数の上限なく、オーナー特別料金の¥40,000 / 泊で利用できます。
会員の人数に制限を設けているため、せっかく会員になったのに予約が取れない・・・といった心配がありません。
逆に言うと、定員がいっぱいになってしまうとそれ以上はオーナーになれないので、興味がある場合は早めにご検討を。
➡️Residence Villaの資料請求はこちら
個人で購入するには高額で管理をするにも広大すぎるハイエンドな別荘を、手軽に利用できる「会員制シェア別荘」。
別荘ライフの形態の一つとして、選択肢に入れてみてはどうでしょう。
というわけで今回は、高級別荘の事例(画像集)と別荘所有の注意点、そして高級シェア別荘についてまとめてみました。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました!