コロナ禍を経て、ここ数年30〜40代の働き盛り世代、特に会社経営者や開業医さんなどの間でブームになっているのが、別荘。
別荘というと90年代に一度大きなブームがあり、別荘を持つことがステイタスのような時代がありましたが、ここ数年は新しい旅行のスタイル、宿泊形態の変化、リモートワークの拡充、投資などセカンドハウスで可能な事業・・・などなど、複数の要因が重なり、新たな別荘の需要が爆発的に増えています。
普段生活する拠点とは離れた場所に別荘を持つ目的には「家族との思い出を作りたい」「自然を満喫したい」「空気がキレイなところで過ごしたい」「海の近くでのんびりしたい」などなどいろいろありますが、「自宅でできないこと=別荘でしたいこと」が実現できたらベストですよね。
例えば、温泉が満喫できる別荘があったら・・・、それこそ非日常であり、別荘ならではの贅沢!です。
というわけで、今回は温泉を満喫できる中古 / 新築別荘やシェア別荘を徹底比較してみました!
温泉と別荘
まずは、温泉と別荘について簡単にまとめました!
日本の温泉
温泉に浸かってのんびり過ごす・・・、日本人でよかったなぁと思う瞬間ですよね。
日本=温泉というイメージが世界的にも定着し、日本旅行では温泉を楽しみにしている外国人観光客も多いですが、実際の数字を見てみると日本がいかに恵まれた島国かわかります。
日本にある源泉の数はおよそ2万8,000。
これは2位の中国3000を大きく引き離して、ダントツの一位です。
日本と中国の国土の大きさの違い(面積が1/26)を考えても、いかに日本に源泉が多いかがわかります。
3位のトルコは474、4位のアメリカは約400ということで、世界中の源泉のおよそ85%が日本に集中している計算となります。
というのも日本は複数の海底プレートが隣り合っている上に位置していて、プレート同士の接触から常にマグマが形成されており、そのマグマで熱された地下水が吹き出す源泉が多いのだそう。
このプレートの境目に生じるひずみのせいで多いという困った側面もありますが、温泉という意味では非常に恵まれていると言えます。
源泉から湧き出る温泉を取り込み、温泉地として整備されて宿泊施設を伴う温泉地は3,133ヵ所と、こちらも世界No.1。
日本の温泉の湧出量は毎分約260万リットル、そのうち42度以上の高温泉が47%と、そのまま温泉に使える高温の源泉が豊かなことも、温泉地が栄えている大きな理由になっています。
日本国内の温泉地別・源泉数ランキングは以下のようになっています。
- 別府温泉郷(大分県):2,217本
- 由布院(大分県):879本
- 伊東(静岡県):649本
- 熱海温泉郷(静岡県):522本
- 指宿(鹿児島県):452本
ダントツで別府が1位ですね。県別の源泉数では北海道や青森県なども上位となっています。
温泉のある別荘地
日本全国、温泉が沸いていないところはないくらいの密度で温泉地がありますが、別荘地として特に人気のエリアを地図で表してみました!
別荘ということで、管理や往復の交通のことを考慮してか、首都圏から比較的近い温泉地がやはり人気のようですね。
温泉があることで、別荘に行くのが夏だけでなく冬も楽しみになる!という理由からも、温泉のある別荘は根強い人気を誇っています。
温泉付き中古 / 新築別荘
では、実際にどのような物件がどのくらいの価格で販売されているのか見てみましょう!
温泉付き中古別荘
日本全国の温泉付き中古物件を扱う「日本マウント株式会社」で紹介されている物件を一部、ご紹介します(2024年5月現在)。
場所 | 敷地面積 | 延床面積 | 間取り | 築年月 | 価格 | 管理費など/ 年 | 固定資産税 / 年 | その他(温泉関連費) | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
栃木県 那須塩原市 | 759m2 | 93.86m2 | 3階建 2LDK | 2010年 3月 | 1,400万円 | 19万円 | 81,716円 | 名義変更手数料:5万円 | 那須塩原市ハザードマップ 雪崩危険個所内 |
栃木県 那須塩原市 | 263m2 | 82.8m2 | 2LDK+ロフト | 1992年 9月 | 500万円 | 共益施設管理費: 24,000円 建物管理費:48,000円 汚水処理費:30,000円 | 25,500円 | 温泉受湯権利金: 120万円 / 10年 以後5年毎更新25万円 温泉基本料金:36,000円 / 年 | 那須塩原市景観計画地域 |
静岡県 熱海市 | 563.24m2 | 149.57m2 | 4LDK+S | 1969年 11月 リフォーム済 | 1,620万円 | 自治会費:48,000円 | 温泉変更料:66,000円 熱海市営温泉料 自治会費:4,000円 / 月 | 敷地の一部特別警戒区域内 | |
長野県 上野市 | 1,148m2 | 155.68m2 | 6LDK | 1994年 11月 | 1,800万円 | 61,380円(土地) 86,460円(建物) | 66,800円 | 温泉使用料:15,840円 / 年 温泉基本料:5,540円 / 年 温泉修繕積立金:11万円 / 3年 | |
神奈川県 箱根町 | 214.49m2 | 6LDK | 1982年 11月 | 6,000万円 | 管理費:100,320円 汚水処理施設利用保証金:40万円 汚水処理施設維持管理費:72,600円 | 温泉給湯保証金:190万円 基本水道料:32,604円 / 年 温泉基本料:187,440円 / 年 | 自然公園法 第2種特別地域 |
別途、仲介手数料(売買代金の3%+6万円)+消費税が加算されます。
土地面積や築年数によっても大きく変わり、特記事項にも気になる記載がちらほら。特に「自然公園法 第2種特別地域」に関しては、木の伐採や増築など不可な場合もあるため、あらかじめ自治体窓口に問い合わせが必要です。
また、温泉なしの別荘物件に比べると、温泉関連の一時金や固定費がかなり色々とかかることがわかります。
さらに、築年数の多い物件はリノベーションが必要になる場合も多く、
一戸建て住宅のリノベーション価格は1㎡あたり10万円~22万円程度と幅があります。フルリノベーションの費用目安は、約1500万円〜2500万円となっています。
https://shuken-renovation.jp/
とのことなので、中古別荘購入の際には予算にしっかりと組み込むことが大事です。
温泉付き新築 / 築浅別荘
次に、新築または築浅の物件を、全国の別荘を取り扱っている「TOKYU RESORT」からご紹介(2024年5月現在)。
場所 | 敷地面積 | 延床面積 | 間取り | 築年月 | 価格 | 管理費など / 年 | 仲介手数料(+印紙) | その他(温泉関連費) | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
静岡県 伊東市 | 396.75m2 | 156.15m2 | 3LDK+多目的ルーム | 2023年11月 | 9,280万円 | 町内会費:6,000円 特別消防協力金:2,000円 | 3,158,400円 | 温泉使用料金:20万円 / 年 | ガーデンプール付き |
栃木県 那須町 | 2,038.4m2 | 120.28m2 | 2LDK+タタミスペース | 2022年4月 | 7,000万円 | 共益費:87,010円 水道基本料:33,000円 管理会社と別途要契約 | 2,406,000円 | 温泉権利金:209万円(工事費別途) 温泉更新料:66万円 | 貸別荘として運用する事が条件 温泉給湯期限10年 温泉区分:加温(要加熱) |
栃木県 那須町 | 1,119.42m2 | 137.72m2 | 2LDK+2フリースペース | 2022年4月 | 7,500万円 | 共益費:60,170円 水道基本料:33,000円 管理会社と別途要契約 | 2,571,000円 | 温泉給湯期限10年 温泉区分:加温(要加熱) | |
栃木県 那須町 | 1,332m2 | 93.79m2 | 2LDK | 2021年7月 | 7,500万円 | 共益費:61,930円 水道基本料:33,000円 管理会社と別途要契約 | 2,571,000円 | 温泉給湯期限10年 温泉区分:加温(要加熱) | |
神奈川県 湯河原町 | 1,245.18m2 | 258.70m2 | 3LDK+納戸2+サービスルーム | 2019年6月 | 2億5,900万円 | 8,700,192円 | 温泉基本料:12万円 / 年 修繕積立金:168,000円 / 年 給湯基本料:132,000円 / 年 | ||
静岡県 伊東市 | 1,235m2 | 149.95m2 | 2LDK | 2023年1月 | 1億2,800万円 | 管理共益費:12,800万円 水道基本料:12,444円 汚水処理施設管理費:49,440円 | 435万円 | 温泉権利金:275万円(工事費別途) 温泉更新料:1,045,000円 名義変更料:275,000円 | 温泉給湯期限10年 |
その他、固定資産税や不動産取得税・登記費用等が必要となるそうです。
やはり新築 / 築浅となると、仲介手数料など加えて1億〜2億くらいの物件が主流、湯河原や伊東に関してはやや高額なイメージです。
また、温泉を引くことはできるけどまだひいてない、という物件の場合200万以上の温泉権利金・別途工事費(30万円前後)がかかります。
さらに、「温泉給湯期限10年」とある場合は10年後に更新が必要で、その都度権利金50万〜300万以上(分譲地による)がかかる見込みとのこと。これも要注意ですね。
温泉付き別荘購入の際の注意点
前項でも少し触れていますが、温泉付きの別荘を購入する際の注意点をまとめました。
温泉つきの別荘を購入する場合、最初にかかるお金(イニシャルコスト)と継続的にかかるお金(ランニングコスト)がどうしてもかかります。
【イニシャルコスト例】
- 温泉権利金:150万円〜300万円以上
- 温泉引き込み工事費:30万円程度
- 温泉名義変更料:5〜30万円〜
【ランニングコスト例】
- 温泉基本料:5〜20万円 / 年など
- 修繕積立金:10万円〜 / 年など
- 温泉使用料:10万円〜 / 年など
- 温泉権利更新料:50万〜300万以上 / 5〜10年ごと
- メンテナンス料(配管の手入れ・湯の花除去など)
温泉の基本料や修繕積立金に加え、温泉に含まれる成分が蛇口や配管などに結晶化して付着するなど、定期的なメンテナンスが必要。
ざっくり計算しても、ランニングコストだけで年間60万円、月額5万円ほどかかることがわかります。
別荘自体の維持管理費も年間60万円ほどと言われているので、合算すると月額10万近くになる計算になりますね。
毎日の暮らしとは別の別荘にかかる費用ですから、ローンに加えてそれだけのランニングコストがかかるということはしっかりと計算・把握しておくことが大切です。
購入または建設予定の別荘が引き入れる源泉の湧出量にも注意が必要です。
というのも、源泉から湧き出るお湯の量が充分ではないところに別荘が増えたりすると、お湯の量が足りなくなってしまうことがあるからです。
実際、青森では十分な湯量が得られない状況に陥った温泉旅館が廃業に追い込まれたり、源泉数日本一を誇る大分県別府市でも源泉の湧出量・温度の低下が問題となっています。
また、地震の影響で水脈が変わり、温泉を引き込めなくなるという事態も全国各地で起こっているため、「温泉付きの別荘とはいえ、永久に温泉が使えるわけではないかもしれない」という覚悟はしておいたほうが無難です。
温泉の温度の定義は「25℃以上」「25℃未満でも温泉と定義できる一定の物質が含まれている」定められていていますが、実際25℃では冷たすぎて温泉としてそのまま使う(源泉かけ流し)ことはできません。
その場合は、加熱して使うことになりますが(前項で紹介した那須の築浅別荘物件も要加熱でした)、せっかく天然のミネラルや鉱物が含まれた温泉を加熱してしまうのは残念な上に、加熱するためのボイラーとガス代が必要になります。
日本には2万8000もの源泉がありますが、実は42度以上でそのまま掛け流しで使える源泉は半分以下しかありません。
高温の源泉が引けるエリアは限られている上、その多くはすでに源泉掛け流しを謳う温泉旅館やホテルなどで活用されていることが多いので、高温の源泉から温泉を引ける別荘は貴重と言えますね。
ひとくちに温泉といっても効能や成分はさまざま。
塩分を含む塩化物泉は保温・保湿効果が高かったり、硫酸塩泉は血圧を下げたり腰痛・肩こりに効く・・・などなど、それぞれの成分によって効能が異なると言われています。
せっかく温泉付きの別荘を探すなら、効能や成分にもこだわりたいところですよね。
また、硫黄泉はアトピーや湿疹、糖尿病などへの効能がある反面、電気設備への悪影響もあるので要注意です。
温泉付き別荘ならシェアがオススメ
温泉付きの別荘には憧れますが、イニシャルコスト・ランニングコスト、そしてメンテナンスや管理などを考えると少し荷が重く感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
さらに、「いつかは温泉が出なくなるかもしれない」というリスクを頭に置かなくてはならないというのもスッキリしません。
そこで、より手軽に温泉付きの別荘を利用できる選択肢のひとつとしてご紹介したいのが、シェア別荘です。
シェア別荘とは
シェア別荘とは、欧米を中心に始まった別荘所有の新しい形で、数億円規模の高級別荘を複数のオーナーでシェアするという考え方です。
そこから派生して、日本ではひとつの物件をシェアするのではなく、複数の貸別荘を利用できる「会員制利用権」という形で「複数の別荘を、複数のオーナー(会員)でシェアして使う」というシェア別荘スタイルも自由度が高く人気です。
リゾートホテルの会員権に似たシステムですが、宿泊するのがホテルではなく高級別荘タイプのヴィラであること、様々なスタイルのヴィラに宿泊できることなどがシェア別荘の特徴になっています。
シェア別荘のメリット・デメリット
日本最大級のシェア別荘型リゾート権「Grande」を例に、会員制シェア別荘のメリットを挙げてみると・・・
- 通常の別荘所有に比べて初期投資が大幅に少ない
- 管理費・維持費が大幅に少ない
- 家具や家電、セキュリティー、ネット環境などが整っている
- 日本全国の様々な施設を一般価格の半額ほどで利用できる
- 掃除やリネン交換などは運営会社でやってくれる
- 温泉が出なくなるなどのリスクを負わなくていい
- 源泉かけ流し温泉やプールがある高級別荘に泊まれる
- ペット同伴可能な別荘も多い
- 会員数を制限しているため予約が取りやすい
- 食事オプションや出張シェフサービスなどが利用できる
などが挙げられます。
特に温泉付きの物件の場合は権利金やメンテナンスなど金銭面・労力面ともに負担も大きくなりがちなので、温泉がある別荘生活してみたいな、くらいであればシェア別荘の方が断然オススメです。
何よりも、数億円規模の温泉やプール付きの別荘を金銭的負担を最小限に抑えて利用できるというのは魅力ですね。
逆にデメリットは、
- 自分好みのリフォームなどができない
- 利用するために予約が必要
- 数ヶ月などの長期滞在ができない
- 着替えや荷物などを置いておけない
- 家具や家電を選べない
- 利用規約を遵守しなくてはならない
などがあります。
シェアという性質上、自分だけの別荘のように好きな時に行って好きなように使う、というわけにはいきませんが、建物や庭の管理はもちろん、プールや温泉の管理、リネンの交換、トイレットペーパーや洗剤など備品の用意など、全て運営で行なってもらえるというのは気軽でいいかと思います。
性格的に「人と共有するのは苦手」「好きな時に使えないのはストレス」という方には向いていないかとも思いますので、用途や利用頻度など考えて、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょう。
温泉付きシェア別荘
今回ご紹介する日本最大級のシェア別荘型リゾート権「Grande」は日本各地に70以上のシェア別荘型施設を運営、特に温泉付きのシェア別荘が多いのが特徴です。
希少な天然かけ流しの温泉が楽しめる施設も多く、すべての客室温泉が「換水式(お湯を循環濾過するのではなく、毎回入れ替える方式。温泉の成分が損なわれにくい)」を採用しているというのも嬉しいですね。
非会員でも一般価格で利用できる施設も多いので、お試し兼ねて出掛けてみるのもよさそう。
(会員になると、半額以下などかなりお得に泊まれます☆)
Grandeの温泉付きシェア別荘型施設をいくつかピックアップしてご紹介してみたいと思います!
(※価格記載があるものは非会員の一般価格です。プランや料金は季節や曜日によって異なる場合があります。予約の際は公式サイトなどでご確認ください。)
MEZZO ALL SUITE VILLAS|天橋立|¥19,800〜 / 名
日本三景のひとつ、観光名所として有名な天橋立の中心部から徒歩10分と、観光にも便利な場所にある「MEZZO ALL SUITE VILLAS(メッツォオールスイートヴィラズ)」。
天然掛け流し客室温泉&プール付きの高級別荘タイプのヴィラ、全室オーシャンビューです◎
この施設のポイントは、2か所の客室温泉。
お部屋の中にひとつ、そして露天のジャグジーにもうひとつ、贅沢にふたつの温泉が楽しめます!
「天然の化粧水」と呼ばれるメタケイ酸が豊富に含まれる泉質で、低刺激&保湿効果で特に女性に好評なのだそう。
大きなプールは水深が25cmと110cmの2段階に分かれていて、小さな子供連れでも安心。
家族みんなで水遊びを楽しめます。
プールサイドにジャグジーがあって、お風呂に入ったりプールに入ったりできるのって、最高ですよね・・・!
さらに、プライベートガーデンにはファイヤーピットが用意してあるので、夜は焚き火で癒されながらまったり過ごせそう。
天橋立観光だけじゃなく、「宿に着いたらこれしたい、あれしたい!」が詰まっていて充実した滞在になりそうです。
グランピングDIVA|天橋立|¥14,300〜 / 名
同じく天橋立から、ペット同伴専用「”犬と泊まれる海辺のコテージ” グランピング DIVA」です。
広さやベッド数、デザインなどが異なる4タイプ6棟のコテージは、それぞれ客室温泉と専用ドッグランを完備。
また、全棟にプライベートプールも完備(一部わんちゃん専用プールあり)で、大切な家族の一員・わんちゃんも満足☆の施設です。
こんなお庭があったらいいなぁ〜って憧れちゃいますね・・・!
天然温泉「銀温泉」はわんちゃんも入れる弱アルカリ性。簡易バスタブも用意してあるので、一緒に温泉体験もできます◎
海まで歩いて5分の好立地なので、海辺でお散歩したり、砂遊びや海水浴を楽しんだり・・・、色々楽しみが広がりますね!
Auberge Villa Kuon – 久遠 –|¥22,900〜 / 名
天橋立エリアからもうひとつ、海に面した高級ヴィラ「Auberge Villa Kuon – 久遠 –」です。
京都の老舗料亭を思わせる、和テイストで重厚感のある出立ちの建物が印象的な、落ち着いた雰囲気のヴィラです。
室内も和モダン、ゆったりくつろいだ気持ちになれそうです。
穏やかな海をすぐそばに感じられるプール。
そして、何といっても2種類の温泉を満喫できる客室温泉が最大の魅力です。
露天風呂「金温泉」は国内でも珍しい海水と同じレベルの塩分濃度、冷え性や腰痛、筋・関節痛などに良いとのこと。
内風呂「銀温泉」も珍しい炭酸泉で、肌の保湿効果が高いのだそう。
どちらも希少な2種の天然温泉を、海を眺めながら楽しめるなんて、なんて贅沢◎
「Auberge Villa Kuon – 久遠 –」では、京都祇園の名店の味が味わえる出張シェフも人気の一つ。
隠れ家的な貸切ヴィラで、完全プライベートのお食事が楽しめるということで、著名人や芸能人の利用も多いのだとか。
誕生日や記念日など、特別な日に利用したくなるような、素敵なヴィラですね・・・!
レイクサイドテラス琵琶湖|滋賀県高島市|¥17,600〜 / 名
日本一の湖、観光リゾート地としてお馴染みの琵琶湖の西湖畔に位置する「レイクサイドテラス琵琶湖」。
広い敷地内には、グランピングが楽しめるドームテントやサファリテント、コテージ、ホテルと多様な宿泊スタイルの客室があり、全室天然温泉が備えてあります。
貸別荘スタイルで利用できるのは、3棟の「ラグジュアリーコテージ」。
それぞれにプライベートプールが併設してあり、ガラス張りの開放的なリビングからはプール越しに琵琶湖を望むことができる開放的な作りです。
ベッドルーム2部屋+和室1部屋、6名まで利用可能。
サウナ好きさんにおすすめは、プライベートサウナ完備の「SPAスイートタイプ」。
客室温泉はもちろん、24時間いつでも好きなだけサウナが楽しめるホテル客室タイプのお部屋で、3タイプ全5部屋あります。
弱アルカリ性の単純温泉、「美肌の湯」として美肌効果が期待できる無色透明のとろりとした湯が、24時間いつでも楽しめる施設です!
レイクサイドテラス琵琶湖
〒520-1121 滋賀県高島市勝野1533
050-3198-5847(10:00〜18:00)
プレミアムドッグリゾート マキノ|滋賀県高島市マキノ町|¥157,300〜 / 棟
同じく琵琶湖エリアから、ペットのわんちゃんと利用できるラグジュアリーヴィラ「プレミアムドッグリゾート マキノ」。
琵琶湖の北西岸、京都や福井からアクセスしやすく、キャンプ場などが点在する落ち着いたエリアです。
最大8名まで利用できる広々とした施設内には、プライベートプール、天然温泉の半露天風呂、サウナなどの設備に加えて、120㎡のプライベートドッグラン完備。
化学成分が薄く、やわらかく体にやさしい単純泉を採用していて、子供からお年寄りまで安心してゆっくりと楽しめるそう。
広いお庭で思いっきり走り回るわんちゃんを眺めながら、プールやBBQが楽しめちゃうなんて、最高ですよね・・・!
琵琶湖を一望できる絶景ロケーションで非日常のリトリートができるヴィラ、完全プライベートでのんびりと過ごせそうです。
わんちゃん繋がりのお友達家族を誘っていくのも良いですね☆
グランドーム千葉富津|富津市|¥14,300〜 / 名
グランピングとリゾートヴィラの両方が楽しめる施設が、千葉県富津市の「グランドーム千葉富津」。
東京湾アクアラインを渡って南へ、都心から車で60分というアクセスの良さから、富津市はグランピング施設や観光リゾート施設もここ数年で急激に増えた地域です。
のんびりと海を眺めながらお散歩ができる上総湊港海浜公園や上総湊海水浴場まで歩いて10分、マザー牧場まで車で15分と、西房総の観光やレジャーにもぴったり。
広い敷地内にはグランピング用のドームテント17棟に加え、プール付き、客室天然温泉付きのリゾートヴィラが3棟あり、最大8名まで宿泊できます(うち2棟はプライベートドッグラン付きでわんちゃんOK)。
ヴィラの客室天然温泉は温泉ソムリエが推奨する「黒温泉」という珍しいお湯で、植物成分が溶け込んだ黒いお湯が、皮膚を柔らかくして汚れを落とす美肌効果があるのだとか。
ゆっくり温泉につかって、効能を体感してみたいですね・・・!
シーサイドテラス千葉鴨川|鴨川市|¥20,900〜 / 名
こちらも、温暖な海洋性気候が魅力的な千葉県は鴨川市にある、「シーサイドテラス千葉鴨川」。
海まで歩いてすぐの好立地に、グランピング泊用のドームテントが4棟と、天然温泉やプライベートプールのあるリゾートヴィラタイプの宿泊棟が2棟(うち1棟はペット同伴可)並んでいます。
より快適に、のんびりと過ごしたいなら、やっぱりオススメは客室温泉とプール付きのリゾートヴィラ。
千葉県鴨川市の天然温泉 「鴨川温泉 なぎさの湯」を全棟に完備。
ほんのりと硫黄が香るなぎさの湯は、肌の不要な角質や毛穴の汚れを取り除いてくれるので、入るだけでつやつやお肌になるそう。
別名「美肌の湯」とも呼ばれる鴨川温泉の天然温泉が24時間いつでも客室で堪能できます◎
予約制で貸切のフィンランドサウナも完備、サウナハットやサウナポンチョも貸してもらえるので、プールや温泉の前後などに整い体験もできますね・・・!
Grande Private Dog Resort 常陸|茨城県小美玉市|¥13,200〜
続いては、茨城県小美玉市に2024年5月にオープンしたばかりの「Grande Private Dog Resort 常陸」。
ドッグリゾートという名前の通り、愛犬家さんとその家族であるわんちゃんにとっても優しい、愛犬同伴専用の施設です。
霞ヶ浦の北側、茨城空港近くの、のどかな場所にあり、都心からは車で1時間30分ほど。
広い敷地内にはグランピングのドームテント、コテージ、ヴィラと3つのタイプの客室が点在、全室にプライベートドッグラン、黒湯の客室温泉、わんちゃんも入れるプールを完備。
特にオススメなのが大型高級ヴィラの「Premium Villa Belle(プレミアムヴィラ ベル)」と「Premium Villa Jolie(プレミアムヴィラ ジョリー)」。
どちらも最大定員8名(ベッド数4)、この2棟のVillaタイプのみ、専用のサウナもついています◎
「Premium Villa Belle」はシェア別荘型会員権「Grande」の会員限定の宿泊棟になっていて通常予約はできませんが、フランス語で”美しい”を意味する”Belle”の名の通り、曲線美が印象的なラグジュラリーヴィラ。
192㎡の広々とした居住スペースに大きなプール、客室天然温泉、サウナ、そして広々とした専用ドッグラン・・・贅沢な空間が広がっています。
敷地内から湧き出る自家源泉を使用した客室温泉、全国的にも珍しい黒褐色のお湯には「天然の保湿成分」といわれるメタケイ酸が含まれていて、美肌効果が期待できるとか。
肌の刺激が少なくお肌に優しいお湯は、子供や敏感肌の人でも安心。しっとりスベスベになるそうです◎
広いドッグランやプール・アウトドアリビング・客室温泉・サウナなど、極上のリゾートを愛犬と一緒に過ごせる高級ヴィラです。
Grande Private Dog Resort 常陸では、愛犬のためのグッズの用意はもちろん、広々とした共用ドッグラン、全天候OKの屋根付きドッグラン、わんちゃん用の食事(オプション)など、犬のために用意されたサービスも充実。
温泉好きの愛犬家さんに、ぜひお勧めしたい施設です☆
プライベートヴィラ淡路 THE SUITE|淡路市岩屋|¥27,500〜 / 名
2021年10月に淡路島の岩屋にオープンした、リゾートヴィラ「AWAJI THE SUIT(淡路 ザ・スイート)」。
淡路島の最北端、兵庫県側から明石海峡大橋を渡ってすぐのところに位置しています。
神戸からは車で30分という好立地。
3棟のヴィラにはそれぞれプライベートプールと客室温泉完備。
室内の天然温泉は関節リウマチなどに効能がある単純泉、化学成分が薄くお肌にやさしいお湯なので子供からお年寄りまで安心して利用できます。
プールの推進は1mと浅めなので、子供連れでも安心。完全プライベートなプール、夜にはライトアップされてよりゴージャスな雰囲気に。
127m2の広々とした2階建ての室内は、2LDKで、最大8名まで宿泊可能。
家族でのびのび過ごすもよし、3世帯やお友達家族と一緒でも十分広々使えます。
さらに3棟まるごと貸し切れば、社員研修や大人の同窓会など、グループでの利用もOK。
ミシュランガイドの星つきレストランのシェフ監修のBBQメニューや、淡路名物の3年とらふぐのフルコース(冬季)、フレンチ、イタリアン、鉄板焼き、寿司など5名のシェフの出張料理プランなど、充実した食事オプションも魅力的です◎
プライベートヴィラ淡路 THE SUITE
〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋1801-2
050-3085-6197(9:00〜19:00)
温泉付き 最上級シェア別荘(所有権型)
最後にご紹介したいのが、所有権型の最上級シェア別荘ブランド「Residence Villa」シリーズ。
ひとつの高級別荘を複数オーナーでシェアする所有権タイプで、高級ラグジュアリーヴィラを少ない負担でシェア所有・利用できるほか、前項でご紹介したGrandeの施設も半額以下の優待価格で利用できます。
2024年に5月第一号が淡路に開業、今後も那須や河口湖など温泉地を中心に、ハイエンドなシェア別荘を展開予定とのこと、オーナー数限定のため興味のある方はお早めに検討を。
Residence Villa AWAJI MARE|淡路市大谷
リゾート地としてここ数年で急速に開発が進んでいる淡路島に、2024年4月開業したResidenice Villaシリーズの第一号「Residence Villa AWAJI MARE」。
人気の淡路西海岸エリア、由良マリーナからすぐの好立地で、希少なオーシャンフロントの高級ヴィラです。
敷地面積494.10㎡、床面積191.90㎡と、広々とした空間に、落ち着いた色合いのモダンなインテリアが並ぶ、大人の雰囲気のラグジュアリーな室内。
自然との調和を考えて設計されたヴィラは居心地が良く、ゆったりと落ち着いたひと時を演出してくれます。
インテリアはデザインと機能性を兼ね揃えたアルフレックスで統一、まるで芸術作品のような趣です。
客室にはオーシャンビューの天然温泉を完備、海を眺めながらゆったりと温泉でくつろげます。
そして、特筆すべきが、海と繋がっているかのようなプール!
この景色をひとりじめできるなんて・・・、なんて贅沢な。
さらに、サウナルームとインフィニティールーム、アウトドアリビング、BBQスペースと、設備も充実、家電もハイスペックで整えられています。
最大8名まで利用可能なので、お友達家族や3世代での利用も◎
特別な記念日や、お祝いに、極上の滞在ができそうな極上の別荘ですね・・・!
Residence Villa AWAJI MARE
〒656-2543 兵庫県洲本市由良町由良2565
Residence Villa Sante|那須塩原市
国内最高峰の愛犬家向けシェア別荘として、那須塩原市に2025年夏開業予定の「Residence Villa Sante」。
約9,900㎡という超広大な敷地を贅沢に使い、客室面積は200㎡以上、プールのある中庭テラスと合わせると542㎡を貸し切ることができる、犬同伴可の高級ヴィラです。
この大きさは、前述した中古別荘物件でもあり得ない規模で、とうてい個人で所有できる別荘の概念には収まらないラグジュアリーな空間になっています。
間取りはなんと2LDDKK、ベッドルームがふたつあるので、複数家族・複数世代での利用ももちろん可能。
大きなプールサイドには焚き火を囲めるアウトドアリビングがあり、まるで海外の高級リゾートヴィラのようです。
そしてなんと言っても、希少な源泉掛け流しの天然温泉(& サウナ)。
まるで大浴場のような広々としたお風呂を独占できます。
開湯1200年を超す長い歴史を持つ「塩原温泉」が施設内に湧き出しているので、常に新鮮な源泉の恵みを受け取ることができ、滞在中いつでも温泉に入れます。
広々とした中庭やリビングを走り回ったり、プールサイドでくつろいだりする愛犬の姿が目に浮かびますね・・・!
「愛犬の喜びが人の幸せにつながる別邸」がコンセプトの愛犬家のためのハイエンドな別荘で、優雅なひと時を過ごしてみては。
Residence Villa COZY|那須塩原市
もうひとつ、那須塩原に2025年夏開業予定の、「Residence Villa COZY」。
こちらも敷地面積9,900m2、施工面積518㎡の特大スケールの別荘ヴィラで、間取りは同じく2LDDKK(2ベッドルーム)。
Residence Villa Sante同様に源泉掛け流しの温泉やサウナなどを完備、白を基調とした美しい外観・内装が特徴で、なんと室内温水屋内プールまでついています。
Residence Villa COZY
栃木県那須塩原市
2025年夏開業予定
Residence Villa Lago|富士河口湖町
こちらは、富士山をのぞむ河口湖畔に2025年春開業予定の、「Residence Villa Lago」。
海外の富裕層にも人気が高い河口湖の、富士山が目の前に見える絶景ロケーションの贅沢ヴィラです。
敷地の広さは約1,770㎡(およそ535坪)、室内は約240㎡で3ベッドルームの3LDDKKという贅沢なつくりで、天然温泉・サウナ・プール・ワインセラー、さらにシアタールームや書斎・専用のダイニングスペースなどが予定されています。
2階の書斎からは美しい富士山が。
毎日、時間ごとに表情を変える富士山を眺めながら書斎で仕事をしたり、読書をしたり・・・、贅沢な時間ですね。
このレベルの別荘はさすがに個人所有は夢のまた夢・・・、そんな高規格ヴィラに宿泊できるのがシェア別荘の醍醐味。2025年のオープンが楽しみです☆
家族や友人を招いて、ラグジュアリーな時を過ごしてみたいですね。
山梨県南都留郡富士河口湖町
会員制の高級別荘 Residence Villaについて
上記でご紹介した那須塩原のハイエンドなシェア別荘は、会員制シェア別荘「Residence Villa」の施設です。
日本各地6ヶ所に高級ヴィラを開業予定(2024年5月現在)で、今後も規模を拡大してシェアを伸ばすことが予想される「Residence Villa」の特徴を簡単にご紹介します!
2024年4月に開業した「Residence Villa AWAJI MARE(淡路島)」を始め、今後開業予定のResidence Villaのオーナーになることで、年間6泊分(FIXDAY、ハイシーズン・土曜日)無料で利用できます(最大30年間)。
日本最大手の会員制シェア別荘「Grande」が持つ全国60ヶ所以上の施設を、半額以下の優待価格(¥5,000〜 / 名)で利用できます。
6泊分のResidence Villa権利日(FIXDAY)のうち、利用しない日は8万円で買い取ってもらえるので、年間利用が少なくても無駄になりません。
年間6泊のFIXDAYは、沖縄宮古島・北海道函館の超高級Villaとも交換可能です。たまの気分転換に利用するのもよさそうですね。
Residence VillaのFIXDAY(6泊)以外でも、空きがあれば日数の上限なく、オーナー特別料金の¥40,000 / 泊で利用できます。
会員の人数に制限を設けているため、せっかく会員になったのに予約が取れない・・・といった心配がありません。
逆に言うと、定員がいっぱいになってしまうとそれ以上はオーナーになれないので、興味がある場合は早めにご検討を。
➡️Residence Villaの資料請求はこちら
温泉を満喫できる中古 / 新築別荘やシェア別荘についてまとめてみました。
参考にしていただけると幸いです!